行方知れずの夏

台風も来なければ、梅雨明けのお知らせも届かぬまま

夏どこ行ったん？感をいい風に表現したかったブログタイトル。

これ、以前からずっと行ってみたいなと願っている

宝塚にあるお店「Un berger manquant」という店名からパク・・

いえ、インスパイアされたものです。

店名は仏語で「行方不明の羊飼い」という意だそうで、

もうこれはどうしたって行ってみたい感じだし

お店の雰囲気、メニュー、全方向で全集中ものですよね。（？）

生憎、霞の呼吸漆ノ型 朧的な技を持ち合わせていないがために

ここ北陸から北摂への瞬間移動的なのが全然無理なので

ただただinstagramの小窓から溜息つきつつ眺めるしかなくて。

ついつい眼福を求めがちな、ここ数ヶ月。

このおかしな生活にも、変なバランスの姿勢ではありますが

少しは慣れてきた気がします。

そういえば、渦中において、みんなは元気だったのかな。

元気にして見えても、実は身も心も少し変わってしまったり

蓋をしていた疲れが、いまらへんで溢れ出していたりしないだろうか。

波はあれども、低空飛行であろうとも、因果応報なんて思わずに

流れて来る未来を両手で掬うような気持ちでいようと思うのだけれど

そうやって、早々に切り替えたり、前を向くことができない時もある。

今みんなはどのあたりにいるのだろう？と思う。

わたしは今大丈夫なんだろうか？

ひとの心の中や奥深くまでは、決して辿り着けないけれど

自分自身の位置確認や、答え合わせなら、まだできるかも。

たまには「実際、どう？」なんて自分自身に問いかけてみるのも

いい体操になるのかも知れない。

大丈夫／最近ちょっと心配／人と話したい／話したくない

何かしたい／何もしたくない／家から出たくない／本屋に行きたい

などなど、などなど。

あれこれ、答えが出てきたら、もう一回相槌を打ってみて

話が終わりそうならそれでいいし、話が長くなりそうなら

流し自問自答し、いいところで切り上げてみる。っていうのを

時々、洗い物とかしながらするんですが、

たまにやらかした過去を反芻する際には「ぎゃー」とか叫んでしまうので

「えっ何？（強めの何？眉間にシワ付き）」などと

家族に心配されたりなので、もし試される方はいい塩梅でどうぞ。

いよいよ、コーヒーの話はどこへ。行方知れずはそっちかも。